最近、1を100、100を1000にしたがる人が増えていると感じています。しかし、0を知らない人たちが生成AIや他人の論文を利用して複雑なシステムに対応できるのかと疑問を感じています。我々は、0こそ価値があると考えており、1から0を追求し、あらゆる手法の根幹部分の要素技術をため込んでいます。そんな中、同じような思想のオープンソフトウェア開発コミュニティの存在を知りました。会員は天才エンジニア達のみが参加しているコミュニティで、ChatGPTやGeminiのように大規模なインターネットの情報などから学習されたものではなく、原理を追求する有能なエンジニアが書いたソースコードのみを共有し、良質なソースコードが自動生成できるということで興味を持って参加しました。画素に数字を埋め込んでリアルタイム表示するソフトウェアを作るエンジニアや10万×10万画素の大容量画像データを高速表示するビューアを作るエンジニアなど普段お目にかかることができないエンジニアも参加しているということで、私も興奮しています。サムアルトマンが生成AIを使いこなす少数精鋭が近い将来、大企業を滅ぼす存在になるだろうと言っていましたが、我々は天才コミュニティによる生成AIを使いこなす少数精鋭が大企業を滅ぼす存在になる可能性が高いと考えています。大企業を滅ぼしたいとは思いませんが、最先端のエンジニアの動向は注視していきたいと思います。
1 to 0(ワントゥゼロ)

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