画像検査・計測技術支援の浅原技研

経営者失格。3代目「稲盛流」経営の挑戦


まだ創業して1年程しか経過しておりませんが、87件の引き合いおよび10件以上の受注で順調に会社を成長させてきたと感じておりました。しかし、受注→検収を経て入金されるという支払いが遅れて入ってくるケースが多いので、お客様の満足度は高くても、関係会社や関わった業務委託者から不満が上がるという事案が増えてきました。なぜ受注が多いのにリターンが少ないのかという理由を説明し、入金後に支払う姿勢を明確にしなくてはならないと感じております。自己満足ではなく、他社および他者の気持ちを感じ取り、最良の経営ができるように心を高めなければならないと感じました。

・永守流、平田流の経営書を読み直す

CTOである私は、ヒューテック、ニデック(旧:日本電産)を経て浅原技研を創業しました。ヒューテックの平田喜一郎会長は四国の盛和塾の塾長であり、日本電産の永守重信会長も京セラの稲盛和夫会長の影響を強く受けていました。それぞれの会社に勤めていた時に経営哲学について聞いていたり、無意識のうちにやっていたことの一つ一つが経営者として振る舞うために重要であると最近気づいてきました。あらためて二人の経営者の経営書を読み直してみるとお客様、協力会社など全てのステークホルダーに対して満足だと感じて頂けるヒントがいくつもありました。永守流の「すぐやる。出来るまでやる。必ずやる。」や平田流の「良き思いは幸せの因」は大切にしたいと考えており、関係者に対する敬意や感謝を忘れずにしつつ、最速で高難易度の依頼もやり切る気概を高めていきたいと思っております。稲盛会長は「仕事の成果 = 考え方×熱意×能力」で考え方のみ+と-があると言っています。私たちも考え方、思想、哲学を追求し、普通のテックベンチャーでは実現できない三方良しの経営(売り手良し、買い手良し、世間良し)が実現できる経営哲学とテクノロジーに強い会社を創りあげていきたいと思います。稲盛会長(1代目)→永守会長、平田会長(2代目)→浅野、原(3代目)と会社は違いますが、稲盛流の哲学は影響を受けていると思います。先代の経営者の功績を超えられるような偉大な経営者へと成長していきたいと思います。


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