画像検査・計測技術支援の浅原技研

タイプBを開発開始


スナップショット型の3DセンサーのタイプBを開発開始しました。以前のタイプAは、水平方向にカメラとプロジェクターを配置したモデルで、タイプBは垂直方向にカメラとプロジェクターを配置し、バーチカル(鉛直)方向のスキャンが可能になりました。

・タイプBの開発理由

対象物が単純な形状の物であれば、どちらでも良いのですが、プレス部品のように複雑な形状のものはスキャン方向を工夫しないと上手く計測できないケースがありました。また、ロボットアーム等に3Dセンサーを搭載するメーカーさんもいますが、振動によって3Dセンサーの校正データが狂ってしまったり、タクトが遅く、位置の再現性が低いなど、まだロボットアームは多くの課題をかかえています。弊社では、据え置き型でタイプAもしくはタイプBを用いるか、再現性の高いリニアやロータリーテーブルを用いることで、より複雑な形状に対応する取り組みもしています。

・今後の展望

今後は、タイプCも開発中で、高速・高精細・高精度に3Dスキャンしたいお客様用のモデルとして、ハイエンドモデルも開発中です。

我々は、今まで10年以上3D検査装置を開発した経験からタイプA、タイプB、タイプCのどれかを用いれば、顧客要望に対応できると考えています。また、自社製品の話というだけでなく、治具やソフトウェアを開発すれば既製品にも応用可能であるため、既製品も含めて開発を検討中です。2022年以内には全ての製品をリリース予定です。


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