画像検査・計測技術支援の浅原技研

同じ機器でも「使いこなし」で変わる


過去に勤めていた企業で、別のチームが開発した画像検査機が目標の検査精度を達成できないので、何とかしてほしいという依頼がありました。

①機器選定は一流

私は最初に機器選定に問題があると思い、物を疑いました。しかし、調べていくとカメラ、レンズ、照明の性能はどれも一流な高価な機器ばかり。優秀なキーエンスの担当者が全て選んだということで、物はいいものばかりでした。

②設備のハードウェア構成が三流

画像検査では、外部の光の影響が低くなるように遮光カバーや治具からの2次反射の影響を抑えるような工夫をします。これをするだけで、安定性は高まります。また、振動の影響を抑えるために設備を重くしたり、ノウハウは色々あります。

③ソフトウェア構成が三流

画像処理のロジックが複雑で、再現性の低い処理を多く使っていました。安定性のある画像処理に切り替えることで、3工場に計4台納品しましたが、全ての検査機で目標達成でき、お客様の要望に応えました。

このように使う機器が一流でも、使い方次第で結果は大きく変わります。上手くいかないと悩んでる案件や諦めてしまった案件でご相談頂ければ、課題の原因を見つけ出し、弊社は解決致します。


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